4月初旬の山桜と同じ時期に、裏山(槙尾山)にピンク色の三つ葉ツツジが開花する。境内にも背丈より大きな三つ葉ツツジが植えられており、枝垂れ桜と共に春の美しい風情を映し出している。
また、清滝川に架かる指月橋、その入り口に植えられているモミジの若葉は、訪れる人々の眼を楽しませてくれる。
春の風景をもっと見る
本堂東側の庭に植えられた青モミジ、初夏の新緑は眩しく、眼に優しい。堂内からの眺めは、あたかも額縁に入った絵画のようで、清寂の中、見る者の心を朗らかにしてくれる。
また、聖天堂につながるアーチ状の廊下からの眺めも、額縁の中の新緑の景色として格別である。
初夏の風景をもっと見る
境内には数百本のイロハモミジ(高雄モミジ)が植えられており、日に照らされた紅葉の中に佇む伽藍は赤く染まった姿を表している。特に、本堂西側の廊下からの紅葉の眺めは、山内でも素晴らしい眺めである。色とりどりの紅葉を目線の高さで楽しめる。
また、我宝自性上人のお手植えの高野槙、その樹下に上人の歌碑「白露のおのが姿をそのままに 紅葉におけば紅の玉」が立てられている。この高野槙を取り囲んだ紅葉の眺めは訪れる人々の眼を楽しませてくれる。
秋の風景をもっと見る
鐘楼の屋根に積もった純白の雪、その上に降り注ぐ雪景色は山内の清寂さを感じさせてくれる。毎日、早朝・夕刻に打つ鐘の音も、雪に吸い込まれて消え入る静けさである。また、降りしきる雪の中、本堂の鬼瓦には「畚(モッコ)の紋」が清楚な姿を表している。
冬の風景をもっと見る
※当寺は駐車場がございません。
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